夏の部活動(ボート部の場合)

 本日は、ボート部で練習に励んでいる1年生を紹介します。

さて、校内での練習だけ見ると「筋トレ部?」と思われがちな中杉ボート部。

週末は漕艇場でボートに乗って(乗艇)して練習しています。

漕艇場ではどんな練習をしているのでしょう?相模湖漕艇場での練習の模様を紹介します。

漕艇場では、漕艇部OBをはじめとしたコーチ陣と共に、乗艇して練習しています。

この日、1年生男子は初めてシングルスカル(1人、オールは2本)で水上練習に臨みました。

こちらは、出艇(岸蹴り)後の様子。マネージャーは、漕いでいる様子を記録に残しています。

コースまで着いたら、選手(クルー)は1,000mを漕いで練習します。



こちら、水上での練習の様子。水上に出たら、クルーは自分の判断で漕がなければいけません。
高校生の大会では、1,000mを漕いで順位を競います(オリンピックは倍の2,000m!)。
走っても長い距離です。クルーはオールで水をかきながら漕ぐため、ものすごく体力を使います。
最後まで全力で漕ぎ切る体力を養うため、日々、体幹を鍛えるトレーニングに励んでいるのです。


こちらは、ローイングエルゴメーター(エルゴ)を利用しての練習の一幕。
クルーは、水上で漕ぐことをイメージしてトレーニングに励んでいます。
余談ですが、コロナ禍の今年は国体出場メンバー選出の際にエルゴのタイムを用いました。

さて、水上での練習も終わり岸に戻ってきます。


こちら、戻ってくるときの様子。皆、こんがりと日焼けしていますね。
岸蹴りのときもそうですが、戻ってきてからボートを艇庫に戻すまでの過程も1人では難しいです。
そのため、クルー同士で声を掛け合い、協力していく必要があります。
そして、他のクルーや艇と衝突するなどの事故を、0にしてもらいたいですね。

クルーは今月末に開催される「関東高校選抜東京都予選」に向けて練習に励んでいます。
きっと、練習の成果を存分に発揮してくれることでしょう。

ご時世がご時世ですが、練習が出来ることに安堵しています。
部活を通して、生徒たちが自立した人間に成長してくれることを期待しています。

なお、東京2020オリンピックでも熱いレースが繰り広げられました。
ぜひご覧になってください。

(3組担任)