卒業生の話を聞く会

昨日のLHRで、「卒業生の話を聞く会」が行われました。53・54期の先輩方が16名来校し、各教室でさまざまなお話をしてくれました。
中央大学からは、法・商・経済・総合政策・理工・国際経営学部に進んだ先輩方、また、東京理科大、慶応、上智、東京学芸大学に進んだ先輩方も来てくれました。
「大学でどんな勉強をしているか」、「学部内の他学科との違いは何か」、「学校の授業以外でどれくらい勉強するか」など、大学での勉強について、自身の体験を交えて詳しく話してくださいました。
また、中杉時代を振り返って、「高校時代にやっておいて良かったと感じたこと」、「逆にやっておけば良かったと感じていること」も話してくださいました。あちこち教室を回りましたが、「探究マップを用いた授業や、卒業論文を書いた経験は、大学で本当に役に立った!」と多くの先輩方が話していたのが印象的です。
中大の付属校出身者と外部受験者との学力差を心配する生徒も多いのですが、先輩方からは、「大学の勉強では特に学力差は感じない。自信を持って!!」というコメントが聞かれました。たしかに、プレゼン等の発表や、レポート作成(卒論指導のおかげです!)においては、中杉出身生は優秀な学生が多いという評価も耳にします。
他にも、大学卒業後の進路や資格取得、留学、アルバイトなど、たくさんのお話をしてくださいました。生徒からもさまざまな質問が出て、盛り上がったクラスも多かったようです。
放課後は、希望者対象の個別質問会が行われました。
期末試験が近いということもあり、それほど人数は集まらないかと思っていましたが、ふたを開けてみれば大盛況!!順番待ちの列ができるほどでした。
より具体的な質問をしたり、進路の悩みや不安などを打ち明ける生徒も。先輩方は、優しく、親身に対応してくださいました。会場を出る時の生徒の顔は、みんな嬉しそうにキラキラ輝いていました😊
何のために勉強をするのか分からない、目標がない、モチベーションが上がらない、と悩む人もいるかと思いますが、大学で頑張っている先輩方の姿を見て、話を聞いて、刺激を受けた生徒も多かったようです。
今は将来の夢や進みたい学部がなくても、「未来の可能性を広げる」、「自分自身の人生の選択肢を増やす」ために、目の前にある学習に取り組みましょう。キラキラと輝いて見えた先輩方も、高校時代は、たくさん悩んだり失敗したりしながら、地道に頑張っていたのです。

卒業生の皆さん、お忙しいなか中杉に来てくださり本当にありがとうございました!!