中大杉並高校後援会主催による文化講演会「毎日、元気ですか?」が
本校視聴覚教室で開催されました。
講師は田中法生師、中杉生だったら知らない人はいない、お隣り観泉寺のご住職です。
観泉寺は曹洞宗に属しますが、曹洞宗は修業が非常に厳しいということでも有名です。
その曹洞宗のご住職なのですから、さぞや厳しい雰囲気の方かと思っていましたら、
そしてお話しもやさしく語りかけるような口調で
わがままだった自分がみんなから嫌われてしまった少年時代のことから
一緒にお化け屋敷に行って好きになってしまったMちゃんとの失恋、
大切な友人が海でおぼれて亡くなってしまったことなど、
高校生にも染み渡るようなことばかりでした。
あなたも誰かから必要とされているということ、
「ありがとう」という言葉の積み重ねが幸せにつながっていくということなど、
ご自分の経験から得たエッセンスを中杉生に分け与えてくださいました。
するとご住職は、お寺には美しい庭園がありますが、
その中の池にはチョウザメがいるとおっしゃっていました。
チョウザメはキャビアで有名ですが、さすがにお寺なので、
チョウザメのお腹を裂いてキャビアを食べるわけにはいかない、とのこと。
みなさんも学校帰りに観泉寺に寄ってきれいなお庭を眺めたり、
チョウザメを探してみたらいかでしょう。
YouTubeもありますので見てくださいね!