GLOBAL報告会を実施しました

先月のことですが、保護者会と同日(4月22日)にGLOBAL報告会を実施しました。

昨年度行った海外研修や各種活動の様子等、2年生2名・3年生2名・大学1年生2名の計6名が紹介してくれました。

3年生からは2人登壇し、マレーシア研修とターム留学の報告を。

マレーシア研修報告はTさんが。事前学習を土曜講座の中で丁寧に積み重ね、マレーシア出身の方にインタビューしたり、それを動画にまとめたりと、現地事情や課題をしっかり学んでからの渡航となりました。この研修は、中杉がコロナ禍に入って初めて実施した海外研修です。感染対策に気を配りながら、郊外や企業を訪れ、多文化共生の国・マレーシアの魅力を充分に感得できた研修となったことを話してくれました。

 

ターム留学の報告はT君が。こちらは、選考を通過した生徒が3学期の間まるまるニュージーランドでホームステイをしながら現地の学校に通う短期留学です。この企画も、起ち上げてからコロナ禍でずっと実施できず、昨年度初めて実現しました。第1回となった本研修には59期生9名が参加。T君は、現地の生活や学校がどのようだったかということや、ニュージーランドと日本の文化・習慣の違い等、大変興味深い報告をしてくれました。

 

会場は満員。中杉生が多数来てくれただけでなく、保護者会開催日だったので、保護者の方々も少し早めにご来校なさり、真剣に聞いてくださいました。

2人とも30枚近くスライドを作成して、この日の発表に臨んでくれました。すべて紹介したいところですが、抜粋してここに3枚ずつ掲載します。

 

【マレーシア研修のスライド】

大変綺麗なスライドを作成してくれたTさん。発表の中で、街歩きのガイドとしてお世話になった学生さんからのメッセージも字幕付きの動画に仕立てて紹介してくれました。学生さんとの交流は今も続いていて、オンラインで一言寄せてくれるようTさんが頼んだとのこと。海を越えた交流がぐっと身近に感じられる楽しいひとときでした!




【ターム留学のスライド】

多くのご家庭にヤギがいるのは当たり前の光景であること、日本のアニメが現地で大変歓迎されていること、語学学校のスケジュール、日本の学校との違い、放課後の過ごし方、そして大変だったこと、それをはるかに上回る良かったこと、などなど語ってくれました。何もかも初めての環境で最初は苦労したことでしょう。でも、勇気を出して一歩踏み出すことで楽しみが得られ、本当に充実した3か月間でしたね!


 
各研修を経て再認識したものは、それぞれ「日本の良さ」「日本の文化を知らなかった自分」だったとのこと。一歩外に出て普段とはかけ離れた地に身を置くと、かえって自分が暮らしていた地について改めて向き合う経験ができますね。遠くに行けば行くほど、自身の内奥に迫るという気づき。GLOBALな活動の本質はそんな思いを経験することにこそあるのではないかと思います。
 
貴重な経験を語ってくれたTさん・T君、ありがとうございました!
活動の報告はこちら(学校HP)でも行っています、よかったら見てくださいね。